空き缶は、くずかごに。ケータイは、

朝、バスに乗ろうとダッシュした。



≪ふぅっ。間に合ったぜ。・・・・・ん？う？あ？い？え？≫

「あ・・・」

≪んがーっっ！！ケロロが居ねぇっ！？≫



ポケットに居たはずのケロロが居ない。

そう。
それはつまり、ケータイを紛失したということ。


≪そーいえば先、「カタッ」て音した気が・・・落ち着け。そ、そうだ、まずボタン押さなきゃ≫


ポチッとな。

「次、止まります」


そして、

乗った次のバス停で降り、

乗る前とは比べ物にならないほど猛ダッシュ。


≪待ってろよっ！ケロロっ！！≫


やがて、
先ほどのバス停に近づくと共に、
黄色くて緑色で若干赤い塊が見えてくる。


場所的に、まさに、バスに乗る直前に落とした感じ。


黄色：プルート
緑：ケロロとゴーヤーマン
赤：ボクシンググローブのキーホルダー


みんな無事でした。
ケータイもね。

何が悲しいって、
逆走してるときに、次のバスとすれ違ったこと。

走る必要なかったし。



帰って、弟と妹に報告。

弟：落とすとかアリエネー
（落としたんだもん）

私：否、あの上着のポケット落ちやすいねん
（マジです）

妹：じゃ、入れんなや
（ごもっとも）

私：だって、あんなにいっぱいつけてたら落とすと思わへんやん
（反論してみる）

弟：つけてるから落とすんじゃね？
（・・・・・あ）



そか。


妹：もうさ、首にかけとけば？
（や、重いじゃん）



私もケータイ無いとやってけねぇみたい。ね。



そーいうのって、
何となく、イヤ。




ありゃ、日付変わっちゃったじゃん。